黄色い屋根の家

2000年 2004年 2008年
和歌山県和歌山市

築20年近い鉄筋コンクリート壁式構造2階建ての住宅
を初めてリノベーションしたのが2000年。以降、2004
年、2008年と施工エリアを分けて『住みながらのリノ
ベーション』をした8年越しの改装事例です。第一期は
浴室・洗面脱衣室・トイレ、第二期はリビングルームと
ダイニングルーム、そしてキッチンを改造しました。そ
して第三期は玄関、書斎、サンルーム、門扉を含む外部
アプローチ、という改造内容でした。『住みながら』と
いうのは経費が掛かりますが、一気にやるよりは前回の
改造の、修正を加えることが出来るという意味で理想に
近いリノベーションを生む可能性が拡がります。内容的
にはエグゼクティブな設計とはを問われ続けた内容でし
たが、現在にまで至る数々の設計手法の大方の基盤が、
此の三期に亘る一連のリノベーションの仕事を通して生
まれたという意味では記念すべき仕事だったと思います